外資系ホテルチェーンはどこがいい?会員資格と維持費まとめ

会員制度がお得なホテルチェーンはいくつかありますが、実際どのホテルチェーンがいいでしょうか?もちろん全部の上級会員資格を持っていたら最高ですが、その分維持費も増えてしまいます。

毎年海外旅行に行く人ならヒルトンは必須で、次いでIHGとマリオットあたりのメジャーどころを持っておきたいところです。国内なら、これらの外資系ホテルチェーンに加えて、内資系のONE HARMONYとかプリンスホテルも便利ですね。

ということで、今回は外資系ホテルチェーンの「ヒルトン」「IHG」「マリオット」の3ブランドの会員資格と維持費をまとめました。内資系ホテルチェーンは次回取り上げますね。

ヒルトン

ヒルトンの主なブランドは、高級ホテルの「ヒルトン」「コンラッド」と、中級の「ダブルツリー」です。国内は高級ホテルがメインなので生活スタイルと相談という感じですが、海外はお手頃なホテルも多くありますので、海外旅行メインなら上級会員資格は必携です。

ヒルトンVISAゴールド

ヒルトンVISAゴールドカードというクレジットカードを持っている限り、1泊もしなくてもゴールド会員を維持できます。ヒルトンのゴールド会員は朝食ビュッフェが無料で客室アップグレードも付くので、ホテルチェーンの中でも最高のコスパを誇ります。もしエグゼクティブルームにアップグレードされたら、ホテル内のラウンジに入ることもできます。

簡単な条件を満たすだけで年会費7470円にできますので、年1泊でもかんたんに元が取れます。国内メインでも海外メインでも、泊まるなら持っておきたいカードですね。

ヒルトンプレミアムクラブジャパン(HPCJ)

主に国内のヒルトンに、ベストフレキシブルレートの25%引で宿泊できる会員制度です。ゴールド会員とはもちろん併用可能です。ただ、事前決済レートでも20%引くらいにはなることが多いので、できるだけ安く泊まりたいというニーズは満たせません。

HPCJの肝はキャンセル可能なベストフレキシブルレートが25%引になるところにあります。先の予定が立てづらい方は旅行の直前にホテルを予約することが多いと思いますが、宿泊日に近付くほどホテル代は高くなるものです。HPCJ経由ならいつでもキャンセルできますので、予定が決まらなくても数ヶ月後のホテルを安い内にとりあえず確保しておくことができます。

やっぱり予定が入ったからキャンセルということもできますので、無駄がありません。安いからといって事前決済レートで予約して行けなくなっても返金されませんので、この違いは大きいです。また、途中で値下がったらキャンセルして取り直すこともできますので、実は予定の立てやすい人にもオススメです。

肝心の維持費ですが、毎年更新し続けるなら年会費は実質0円です。というのは、有効期限内の更新で年会費10000円になりますが、毎年10000円分のホテル券がもらえますので、実質0円になるわけです。国内のヒルトンに確実に年1回泊まるなら入らない理由がありません。

入会金は25000円ですが、これはJALやANAの上級会員資格を持っていると実質0円になるキャンペーンが頻繁に開催されていますので、JGC修行やSFC修行のついでに取得しておくと良いですね。管理人もJGC修行以来ずっと更新し続けています。

IHG(インターコンチネンタルホテル)

IHGの主なブランドは、高級ホテルの「インターコンチネンタル」と、主にビジネス用途の「クラウンプラザ」「ホリデイイン」があります。日本ではもともと全日空ホテルと組んでいたこともあり、そこそこ安いホテルから高級ホテルまで選択肢が非常に多く揃っています。海外でも色々な価格帯のホテルが揃っていますので、目的に応じて宿泊先を選べます。やはり会員になっておくだけで選択肢の広がるホテルです。かなり大盤振る舞いのポイントキャンペーンをやることもあり、ホテルというよりはポイント戦略を楽しむ(?)チェーンです。

インターコンチネンタルアンバサダー

IHGのプラチナ会員資格を維持するのに最も簡単なのが、インターコンチネンタルアンバサダーに入会することです。もっとも、IHGのプラチナ会員のめぼしい特典は客室アップグレードくらいで、朝食やラウンジの特典はありません。クラブフロアにアップグレードされてもラウンジに入ることはできないルールですので、上級会員資格としてはかなり渋いですね。

インターコンチネンタルアンバサダーの年会費は200ドルとかなり高いですが、「インターコンチネンタル」ブランドのホテルに泊まった時に限りいろいろな特典を受けることができます。といっても、一番良い特典は午後4時までのレイトチェックアウトくらいですね。

また、「インターコンチネンタル」に土曜泊を含む2連泊をした場合に、2泊目の料金が無料になる「週末無料特典」を年1回使うことができます。大抵はベストフレキシブルレートか少し割高なレートになるので完全に半額というわけにはいきませんが、使い方次第で大幅に元をとれる可能性はあります。

例えば金土の2連泊なら宿泊費の高騰する土曜泊が無料にできます。オススメの使い方は、この週末無料特典を利用してクラブフロアを予約することです。クラブフロアなら当然ラウンジアクセスが付きますし、ラウンジ内で朝食をとることもできます。この特典は朝食付プランには使えませんが、クラブフロア予約にすることで朝食を付けることができるんですね。

SFC(スーパーフライヤーズカード)

国内限定ですが、IHGはSFC会員がおトクです。公式サイトからベストフレキシブルレート(朝食なし)で予約しておくと、チェックイン時にスーパーフライヤーズカードを見せれば部屋代が10%引になり、朝食も本人に限り無料で付帯します。もちろん上級会員資格は併用可能です。

対象は朝食なしのベストフレキシブルレートに限りますので、2人以上での利用で朝食がいる場合は何がお得かを考える必要があります。というのは、以下の3パターンのどれが一番有利かを考える必要があるからです。

  1. SFC会員:10%引+朝食1人無料 ここに朝食1人分を現地で追加
  2. 株主優待(後述):20%引 ここに朝食2人分を現地で追加
  3. 特になし:朝食付ベストフレキシブルレート。事前決済なら割引も可能

仮にベストフレキシブルレート(朝食なし)が10000円、朝食が1人2000円、ベストフレキシブルレート(2人分の朝食付き)が12000円としましょう。なお、IHGの朝食付ベストフレキシブルレートは、1人でも2人でも朝食の値段が変わらないことが多いです。

1番のSFC会員なら、10000円の10%引に朝食1人分2000円を追加で11000円です。2番の株主優待なら、10000円の20%引に朝食2人分4000円を追加で12000円です。3番の朝食付ベストフレキシブルレートなら12000円です。事前決済レートなら10%引くらいにはなるでしょうから、その場合は10800円で最安です。めちゃくちゃ複雑ですね。

部屋代が高いホテルなら株主優待が有利になったり、朝食が高いホテルなら朝食付ベストフレキシブルレートが有利になることもありそうですね。しかもSFC会員や株主優待を使った場合は外部ポイントサイトのポイントが付かないとか、実は上級会員なら現地で朝食代が割引になるとか、考えることは更に色々と出てきます。奥が深いプログラムです。

SFC会員は毎年ANAに乗るなら維持費3000円程度でしたので、既にSFC会員ならインターコンチネンタルアンバサダーに無理に入る必要も無いのではないかと思いますね。

2019年追記:数年で状況がいろいろ変わっていたようなので、情報をアップデートしました。 ANAやJALのようなレガシーキャリアは、飛行機...

ANA株主優待券

実はANAの株主優待券もかなり使えます。こちらも公式サイトからベストフレキシブルレート(朝食なし)で予約しておくと、チェックイン時に優待券を提出することで部屋代が20%引になります。

ヤフオクで1冊6枚組が200円くらいで手に入りますし、ANAの株主優待目当てでクロス取引をしていたら黙ってても手に入ります。実は国内のIHGはこれだけで十分という説もあります。

マリオット

マリオットの主なブランドは「マリオット」「ルネッサンス」「コートヤード」「モクシー」あたりですが、買収によりシェラトン系列の「シェラトン」「セントレジス」「W」「ウエスティン」「アロフト」も加わり、更に最高級ホテルの「リッツカールトン」もあります。

やはり国内は未だにIHGの方が便利だと思いますが、海外では圧倒的なホテル数で選択肢が大きく広がります。マイル交換の自由度が高いポイントプログラムも魅力で、マイラー界でもヒルトンと並んでファンの多いホテルチェーンです。

SPG AMEX

マリオットのゴールド会員資格は、SPG AMEXというクレジットカードを持っているだけで維持することができます。マリオットはプラチナ会員以上は朝食もラウンジも付くのでヒルトンゴールド相当で非常に良いのですが、マリオットゴールドでは客室アップグレードくらいしか特典はありません。今となっては万人にはオススメできないカードになってしまいました。

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おととし作った年会費33480円のどえらいカード「SPG AMEX」ですが、2年目に入り無料宿泊特典が付与されました。SPGとマリオ...

さて維持費の話ですが、年会費33480円です。入会翌年からは無料宿泊券(50000ポイント相当まで)が毎年もらえますし、クレジットカードとしても還元率3%相当と非常に優秀です。年会費には驚きますが、もともと高級ホテル好きなら意外に元は取りやすい…かもしれません。

パルコ株主優待(ラフォーレ倶楽部)

国内のマリオットに泊まるのに今一番オススメなのは、パルコ株主優待で作れるパルコカードクラスSです。ラフォーレ倶楽部提携のマリオットなら、土曜泊でも定額で10000円前後と破格の安さで泊まることができます。他の予約サイトでは数万円することもザラにありますから、圧倒的にお得ですね。

ただし、ラフォーレ倶楽部はマリオットの上級会員資格と併用できません。もっとも、部屋代が劇的に安くなるので上級会員資格なんか使わなくても問題ありません。ラフォーレ倶楽部で普通に食事付の良い部屋を予約しても公式より安いのだから、時代はSPG AMEXよりラフォーレ倶楽部です。

パルコカードは2019年秋のサービスリニューアルが予告されています。マイラー界の一部では、とある理由でパルコ株主優待専用クレジットカ...

まとめ

万人向けの正解というのは出しにくいのですが、国内メインなら外資系ホテルチェーンの上級会員資格にこだわる必要は無いと思います。IHGはSFC会員や株主優待で十分お得になりますし、マリオットはパルコカードクラスSのラフォーレ倶楽部が異次元のお得さです。

たまに高級ホテルに行くとか海外旅行をするなら、そこに年会費7470円のヒルトンVISAゴールドを足すと良いですね。後は頻度に応じてHPCJ、SPG AMEX、インターコンチネンタルアンバサダーの順にステップアップしていくのが良さそうです。

管理人は恥ずかしながらJGC・SFC修行が終わってからというもの海外に行く予定がほとんど無くなってしまいました。これを機にSPG AMEXとインターコンチネンタルアンバサダーは整理しようかなと思っています。

その分、国内旅行を増やそうかと考えています。この時に地味に役立つのが内資系ホテルチェーンです。次回はONE HARMONYとプリンスホテルを取り上げますね。

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